WordPress設計開発サービスをはじめました

今回リリースしたWordPress設計開発サービスは、独自開発したテーマ・プラグインでWordPressサイトを運営している方に継続的な開発や改修が行えるリモート設計開発サービスです。

WordPressでウェブサイトを立ち上げるときに、無料で配布されているテーマを使ったり、有料テーマを購入してホームページを運営することが多くなりました。またホームページを作成するときに制作会社やデザイナーさんにWordPressテーマを作ってもらって、オリジナルのデザインを施した独自開発テーマでWordPressサイトを立ち上げています。

一方、WordPressサイトを運営するにあたってメンテナンスが非常に重要になっています。WordPress自体はアップデートによって仕様変更や改修による機能追加が頻繁にあります。WordPress.org の公式ディレクトリに掲載されているテーマやプラグインなどは、それに合わせて仕様変更に対応をしています。その都度アップデートすることでWordPressサイトのメンテナンスがスムーズにできます。

しかし、その対応に外れる独自開発したテーマ・プラグインは、開発した事情を熟知している制作した制作会社やデザイナーさんにメンテナンスや改修をしてもらうことが通常かと思います。なかには制作会社やデザイナーさんがホームページの立ち上げだけを担い、その後の運営での更新業務やメンテナンスは、契約上請け負わないこともあります。またプロジェクトを通じて担当者がホームページ立ち上げだけに関心をもってしまい、その後の保守計画のことを考えずにいることもあるでしょう。

そうなってしまうと、WordPressサイトは、メンテナンスや改修はなされず放置したまま塩漬け状態になっていきます。今まで問題なく動いているからと担当者がメンテナンスの必要性を認識していなかったり、改修の予算計上を考慮していなかったり。さらには責任担当者がいつの間にか不在だったり。開発したホームページ制作会社との付き合いが疎遠となってしまっている場合もあります。次第に開発したテーマ・プラグインについてソースコードレベルで把握している人が誰もいなくなり、開発の経緯が分からなくなり関連するドキュメントも社内に残っていない。そうなれば設計やソースコードのブラックボックス化が生じます。

そうなってからのメンテナンスや改修は困難を極めます。何か問題や不具合が発生したときに対応することができません。コンテンツを更新することさえ毎回費用コストが掛かってしまう場合も見受けられます。テーマ・プラグインに手を加えるには、仕様を隅々まで理解し、ソースコードレベルで設計を把握していることが必要不可欠です。制作会社や他人が開発したソースコードを読むのはとても大変な作業と時間が伴います。また改修業務ができる環境も整える必要があります。

WordPress設計開発サービスは、独自開発したテーマ・プラグインを対象に、仕様変更に保守的に対応することが最低限できるようになります。さらにそれぞれの対応レベルに応じた設計開発業務をお任せいただけます。アジャイル型開発を採用し、従来型の請負契約より柔軟な開発を行い、スピーディに課題解決や業務改善を進めることができます。

WordPress設計開発サービスの特長

  • WordPress本体のアップデートによる最新仕様に対応したり、テーマ・プラグインの設計不備やカスタマイズによる独自実装の不具合の解消に対応します
  • 要件・仕様がはっきり定まっていなくても、継続して少しずつ開発が行えます
  • 対応レベルにより開発リソースを柔軟に割り当てた設計開発業務に取り組めます
  • アジャイル開発に必要なリファクタリングをはじめ、CI/CDによる継続的デリバリー、開発と運用が一体となったDevOpsで開発の成果を途切れることなく提供する体制を整備します

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